いつやるか?! 今でしょ!

投稿日: カテゴリー: 日記

タイトルに何処かで聞いたことのあるフレーズを書いてしまいましたが、なぜ小学校でプログラミングを教えるのかを書かせて頂きます。

正直言うと、プログラミングでなくても良いのです!!!(きっぱり)

と、身も蓋もない事を書いてしまいましたが、プログラミングができることが大事なのではなく、プログラミング的な考え方が大事なのです。

 

世の中には、別に勉強しなくても出来る子が沢山います。 もともと頭の回転が早いので、同じくらいの人と比べれば出来ちゃうんです。

でも逆に、小学校では特に勉強は出来なかったけれども、高学年になってから伸びていく子もいるのです。

そういう子は、学校のテストに現れない能力が備わっています。 まず、問題を見つける「発見力」、筋道を立てて考えていく「論理性」、物事をじっくり観察し「検証する力」、そして、折れない「精神力」や「体力」です。

こういう力を延ばすには、親が普段から子供にチャンスを与えてあげる必要があります。 例えば、お手伝いです。

例えば、お母さんなら、子供に料理や配膳、皿洗い、掃除、洗濯を手伝ってもらうことはよくありますか? それを、子供は勉強や遊びが仕事!と言って何もお手伝いをさせない方針の方もいるかと思いますが、それは子供の成長するチャンスを無くしてしまっているかもしれないのです。

まず、親と同じようにできないことは当たり前です。 それを、一緒に手伝いながら、子供は考えるんです。

どうしたら、もっとうまくできるのか! 褒めてもらえるのだろうか! 手を抜けないかな? 効率的な方法は無いかな? 今日はうまくできたよ! なんでそうする必要があるのかなぁ? 失敗しちゃった 図書館で本を調べてみよう 友達に聞いてみよう

という風な声が聞こえてきたら、それは子供が成長している証です。

慣れてくると、完成状態がイメージできるようになり、そこに至るまでの過程を考え、準備・計画をし、実行し、試行錯誤をしながら完成させていく。。

これって、小さいことだからってバカにはできません! この積み重ねが、大きなことができるようになる訓練なのです。

そして、責任感が付き、自信が付き、意見も言えるようになる。

こういうチャンスが普段の生活には沢山あるのです。

 

こういうお手伝いを大人になるまでほとんどさせなかった人と、当たり前にできる人と、もしあなたが一生その人と付き合っていくなら、どちらを選ぶでしょうか?

可愛い子には旅をさせよ! 

 

また、大きくなってから、お手伝いをしなさい! と言っても、大人であれば出来て当然という事実がある為、その人は伸びません。 ただの作業になってしまうのです。

子供の時代に吸収できる、当たり前の習慣。 これが子育てには大事かと私は考えています。

 

ロボットプログラミングを子供の頃に体験することにより、これから伸びる為の根本的な能力を鍛えることができる!

 

なぜ、ロボットプログラミングなのか? という点についてですが、

まず、ソフトウェアのプログラミングだけですと、正しい結果は唯一の答えになります。 たとえば情報をAとBを処理すると、いつ実行しても答えは同じようになります。

それがロボットという、センサーやモーターを使った場合、その時の場合によって100%同じ結果にならないことがあるのです。

例えば、最近の家電で、お掃除ロボットが販売されています。 フローリングで段差がなければ、勝手に動き出し勝手に掃除し、勝手に充電するのです。

ソフトウェアだけではこういうことはできません。 これらには沢山のセンサーとわれる部品が使われています。

壁に当たりそうになれば、壁の手前で向きを変える。 段差から落ちそうになれば、引き返す。 自分で最後には充電器に戻る。 家具のレイアウトが変わってもも同じように掃除できる。

これらはセンサーがあるからできるのです。 そのセンサーをソフトウェアで読み取り、モーターをコントロールすることで、どの家でも使えるロボットとして販売されているのです。

このように、ロボットプログラミングでは予期しない現実も発生することもあり、その現実と向き合いながら問題を解決していくことを学べるのです。

 

未来に意味のある教育

これから伸びる子にする為に

いつやるか?! 今でしょ!

 

大切なお子さんに、チャンスをあげてくださいね